miraie dental office Blog

2015年2月11日 水曜日

親知らずの抜歯

こんばんは 船橋の歯科医院「みらいえデンタルオフィス」院長桑原です。

今回セレミックとは関係ありませんがご紹介です。

当医院では親知らずの抜歯やインプラントなどの外科手術の時に患者さんの血液を採血させていただきそれを利用させていただき予後を良くする再生療法を取り入れております。

通常、怪我をして血管が破れると、その血管の穴を埋めるために血液中の凝固因子が刺激されてフィブリンという物質が形成され、傷口をふさいで出血を止め傷の治りを促進します。CGFとは、このフィブリンを人工的に作製したもので、患者さんご本人から採血された血液(10cc)を、Medifugeという遠心分離機にかけて作製します。患者さんから採血した血液に、添加物(抗凝固剤や凝固促進剤など)を一切加えずに作製できる完全自己血液由来のフィブリンゲルです。
 CGFは、損傷された組織の再生・治癒に働く「成長因子」を多く含んだ血小板がさらに濃縮されているもので、以下の利点があります。
1.手術後の痛みを少なく、そして傷の治りを早くする。
2.血小板・成長因子が豊富に含まれた、完全自己血液由来のフィブリンゲルのため、骨の少ない所に使用すると、その再生
  が早くなる。
3.その結果、治癒期間が短縮する。

ぜひご相談くださいね。


遠心分離器で回して

CGFを取り出し

抜歯したところに入れました(^o^)

投稿者 みらいえデンタルオフィス